快速たぬたぬの自転車日記

自転車って楽しい

今年の走行スケジュール

■ 追記はじまり ■
だんだん回復が追いつかなくなり寝込みました。
無謀すぎたため計画は破棄します。
■ 追記おわり ■


今年は15,000km走ると途中で決めた。

なんでその距離か?ぎりぎり行けそうだったから。いいかげんなもんだ。
とにかく今年は15,000km走る。

12/11現在、今年の走行距離目標まで1421.9km。
ほんとうは獲得標高も目標にするべきなんだろうけどとりあえず距離だけというゆるい目標からこなす。

以下、今年の走行スケジュール。

■ 2017 50週 450km
この週は無理をせずレースに向けて調子を整える。
土壇場で伸ばそうとするとよくないのは学校の試験でも同じ。
11 Mon 90km 抑えて走る(→実績91.1km、某周回コースのPR更新、頑張りすぎ)
12 Tue 75km 抑えて走る(→実績81.9km、抑えてゆっくり)
13 Wed 75km 抑えて走る(→実績76.9km、速度が出ない、ぐったり)
14 Thu 75km 抑えて走る(→実績9.3km、DNF、寝込む)
15 Fri 75km 抑えて走る(→中止)
16 Sat 30km ポタ(→中止)
17 Sun 30km レース(→なんとかここまでに回復して出る)

■ 2017 51週 503km
この週は普通に乗って、ビワイチの前日だけはゆるっと乗り、早めにオフトゥン峠を攻める。
18 Mon 90km
19 Tue 75km
20 Wed 75km
21 Thu 75km
22 Fri 50km 抑えて走る
23 Sat 153km ビワイチ
24 Sun 0km 休養日

■ 2017 52週 525km
この週は12/24開始の「ラファ500kmチャレンジ」のため距離を伸ばす。
25 Mon 75km
26 Tue 75km
27 Wed 125km 最終出勤日おつかれさま仕事帰り100kmソロツーリング
28 Thu 50km
29 Fri 50km
30 Sat 50km
31 Sun 100km 自走帰省


こんなかんじで。

突発的に初めての二ノ瀬

SNSで活動してる自転車同好会のライドが来月のある週末に予定されていて、行先は二ノ瀬。
ん?この日って二ノ瀬は既に冬季閉鎖じゃないの?
ちょっときょう仕事帰りに見に行ってきます、と宣言した。

残業で遅くなり20時半に出発。
愛西市より西へは自走で行ったことがなかったため、あらかじめStravaに入れておいたルートを頼りに二ノ瀬へ。

あまり交通のない広い景色の中を自転車は進む。
イベント等の際に借りているロードではなく、通勤用にパニアバッグをつけたいつものクロスバイク
Stravaアプリを地図表示にしていいるため速度はわからない。
本当のマイペースだ。
ゆるい向かい風を切って進む。自転車に乗ることの楽しさの根源を感じた気がした。
いつも速度は気になるから本当は何km/hか知りたいのだけど。

 

二ノ瀬のゲートに着いた。
残念。12/9から冬季閉鎖だ。
ん?てことは今年ここを走る最後のチャンスかもしれないじゃないか。
よろしい、ならば二ノ瀬越えだ。

通勤装備のままガチヒルクライムスポットを走る。
でもサンデーライドで走った足助の劇坂よりはだいぶ緩い。
行ける気しかしない。
終盤には下界の景色が開け、遥かな夜景が広がる。

30分余りで峠に達した。
荷物を載せたクロスバイクなら順当な所要時間かな。

いなべ側へ降りる。
夜の峠道のための追加ライトを持参していないため、速度を抑え慎重に下る。
さむいさむい。
いなべに降りても寒かった。
しかしいなヴェロフェスタで走った懐かしい景色が癒してくれる。
セブンイレブンで補給。ここまで距離は半分ほど。
よし、帰るか。

第11回とよはしとよねサイクルマラソン

2017-08-06に行われた第11回とよはしとよねサイクルマラソンに参加してきた。

 

真夏の灼熱の下、豊橋から75km先の愛知県の果て豊根村を目指し、そして豊橋に戻ってくるサイクルマラソンだ。

レースではないけどタイムが計測される。

 

当日は写真を一枚も撮ってないため、

かわりに練習走行の時の写真を。


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東栄駅の壁画。東栄花まつりの鬼がモチーフになっている。

 

これまで本格的な自転車イベントに参加したことがなく(最大が30km余りのグルメライド)、気合いの入れ方がよくわからなかった。

週末ごとに本番のコースに練習走行に出かけ、ペース配分をリハーサルしておいた。

 

後ろから抜かされまくるのは心が折れそうなので最後尾スタート。

上りは苦手なので最初の平坦区間と復路の下りが勝負という作戦。

 

さて当日。

最後尾の取り合いで「おまえ先に行けよ、どうぞどうぞ」状態のカオスなスタートが予想されたが、全然そんなことはなく何の問題もなく本当の最後尾からスタート。

分かってはいたけどみんなロードバイクだ。クロスバイクは自分含めて三人しかいなかった。

 

最初の市街地区間から踏みに踏んでなるべくたくさんの参加者を抜かしておく。

山に入ったらこの人たちには抜かれまくるんだろう。

 

平坦区間の途中、信号に引っかかった際に、後ろに張り付いてたロードバイクに乗った方が声をかけてくる。

*「速いですね!先頭交代しませんか?」

ぼく「む、むりです!初心者なんで!」

逃げろ逃げろ逃げろ逃げろ逃げろ逃げろ。クロスバイクで乗り込んできた初心者が敵に塩を送る余裕なんてあるはずもない。

ペースを上げる。ついてくる。うひー。

結局ぼくがボトル休憩に入るまで全く引き離せなかった。まあそりゃそうだよね。

 

一応、大会要項でトレインは禁止されてるのもあるし、先頭交代なんてスキルは持ち合わせていないのだ。

トレイン禁止とかレースではないとかは、まあ建前なんだろうけども。

 

途中、ボトル休憩のたびに水を浴びて進む。

これはオーバーヒートとの戦いだ。

一番の強敵は夏将軍。

三種の神器はポカリ、クーリッシュ、水浴び。

 

頑張った甲斐あり、東栄エイドまでは誰にも抜き返されることなく到着。

エイドのメインは、すいか。

湧き水が流れるたらいでぷかぷかと冷やされてるすいか。

すいか、嫌い・・・。

子供の頃、夏になると庭でごろごろ生って、とうに食べ飽きているのに嫌というほど食べさせられた苦い思い出が蘇る。

少し前にボトルも補充してあるし、ここはチェックだけ受けて先を急ぐことにする。

 

エイドを過ぎるとすぐに、ビアンキロードバイクで走ってる人をみつけ、嬉しくて追いかける。

この世に自転車は二種類ある。それはチェレステ色かそうでないかだ。

あとでリザルトから分かることなのだけど、この方はこの大会で二番目に速いタイムで完走した方。

追いかける追いかける追いかける追いかける追いついたーー!

ビアンキばんざーい!チェレステばんざーい!

 

追いついたけどぼくは上りで速度が落ちるのを見越して逃げておく。逃げろ逃げろ逃げろ逃げろ逃げろ。

その読み通り、最後の激坂区間で捕まる。

トップチューブの「Oltre XR4」の文字が眩しい。ハイエンドカーボンエアロロードやんけ!ツールドフランス戦ったバイクやんけ!

一方こちらはビアンキ最安のクロスバイク、お財布に優しいRoma4。おしゃれな街乗り自転車。乗って走れる公式ビアンキグッズ。なにを!自転車はエンジンだ!

10%前後の激坂で100万円クラスのオルトレに食らいつくぼく。

・・・10秒で千切れました。

 

程なくして太和金トンネルを過ぎるとゆるい下り区間に入る。

よっしゃあああああ!往路のラストスパートだ!下りは脚力の差があまり出ない。まかせろおおおおお!

・・・しかし折り返し地点まで追い付きませんでした。

あとでリザルトを見るとどうやらオルトレさんの二分遅れでぼくは折り返しに着いたようだ。

計測をしている係員にタイムを読み上げられる。三時間をちょっと切った。

*「はやいねえ」

ぼく「はやいんですか?」

*「うん、はやいはやい」

言い方が軽かったのでたいしたことはなさそうだ。

 

折り返し地点はごはんエイド。

おにぎりと蕎麦とお味噌汁がメイン。食べ放題だ。

ここまで75km、たぶん4,000kcal(Stravaでの値)ほど消費してる。どれだけ食べても消費ぶんには届かない。ここでは大食いは正義、強靭な胃袋は強力な武器だ。

しかもこの折り返し食べ放題エイドは計測時間に含まれない。食べるが勝ちだ。

ほかの参加者と話をしつつひたすら食べ続ける。

*「この大会は夏の風物詩だね」

*「ここに来ると夏だなって気がするよ」

ぼく「よく参加されるんですかモグモグ」

*「毎年だよ、×回からずっと」

モグモグ

 

エネルギー!チャージ!(カロリーを採ること)

グラビティ!ゲイン!(食べて重くなること)

 

高い場所で重量を増すことは位置エネルギーをチャージする事に他ならない。

カロリーと位置エネルギーを得るためひたすら食べる。

少し食休みをしたら支度をする。ボトルにつめたい水を満たす。その中にドリンクタブを放り込む。

 

さあ豊橋めがけて再スタート!

 

ゆるい上りをこなすと太和金トンネル。ここを過ぎれば長い下り、こんどこそ誰にも追い付かれない。

安全運転で飛ばしていく。豊橋市に入った頃には暑さもあいまって足も終わりへろへろになる。同じようにへろへろになった集団を抜く。

前が居なくなれば前の人が見えるまで踏み、前が見えれば追い付くまで踏み、追いつけば抜く。

ゴール。

 

後日、リザルトを確認した。

一番時計、いただきました。

どうやら上りも下りも一番早かったようだ。

来年は今年より速く走りたい。